講義1


「光通信」

国立情報学研究所名誉教授

末松安晴先生




[研修センター]

9:00








電話の実験が始まる

電波による通信の誕生

光通信のしくみ

光・電波は宇宙で最も速く伝わる

国内光ファイバの敷設状況

全世界の光海底ケーブル

半導体レーザ

光ファイバ

光ファイバの中での光の伝搬

水面における光の全反射が光ファイバの原理

アナログ信号をディジタル信号へ

スーパーハイビジョンTV

IPネットワークにおけるパケット転送

伝送容量と距離

前進を阻む大きな壁


「この世にないものを創る」
・自分自身が創る喜び
・世の中のためになる喜び

「皆さんの未来に期待」
・地球上の諸問題は、皆さんが解決する
・自分自身で考える力
・共生
・自分から求める人にのみ未来が開ける

講義2


「ビッグバン宇宙の発見と展開」

東京大学名誉教授

 
小尾信彌 先生



[研修センター]

12:30








私たちの宇宙−どんなに広大か

太陽系

銀河系

宇宙



ビッグバン宇宙の発見と展開

・相対論的宇宙モデル
  (1915,22年)

・膨張宇宙の発見
  (1929年)

・太陽(恒星)熱源の発見
  (1938年)


・ビッグバン説(1946年)と
 その検証(1965年)

・ビッグバン宇宙と私たち

全員実習

「指南車の製作」


国立豊田工業高等専門学校長
末松良一先生

核融合科学研究所特任教授
山内健治先生

磯貝加工所代表
磯貝勝行先生


元子ども科学館館長
稲川道太先生


[研修センター]


 15:30






 指南車とは
 中国古代(紀元前2600年頃)の発明品。
 人類初の歯車を利用した装置
 ナビゲーターの役目を果たす

 中国において古く周公のときに、帰路に迷った使者に授けたと伝えられる方角を示す車。BC2600年頃にゴミ砂漠を指南車で渡ったとも伝えられる。
 指南車は磁石を利用して南北をさす装置と考えられたことがあったが、現在では指南車は磁石でなく、歯車仕掛けによって車上の木像が絶えず一定方向を指すように作った装置とする説が一般的である。

指南車についての論争課題
 1.古代中国の指南車は、磁石仕掛けか、
   歯車方式か?
 2.その機構は?

 ・1920年代まで長い論争があったが、
 現在では歯車仕掛けであったという結論
 に達している。
 ・歴代の中国皇帝は、古代の指南車
 復元を、その時代の最高科学者に依頼
 して復元しようとした。
 ・中国の学者が主張する機構は、
 歯車切り替え方式。
 ・日本や西欧の学者は、差動歯車を
 用いた機構で復元している。



学習の後、先生たちから指導を受けながら

制作に取り組みました
指南車製作の続き
19:00
 

まだ指南車が完成していない人たちが
製作の続きを行いました。