開校式
9:50




2022年度のGSSS開校式です。

末松安晴先生の挨拶や

青山中津川市長さんの挨拶をいただき

GSSSのスタートです。
講義1

『暗黒が支配する宇宙』


杉山 直 先生

10:20




 講義ノートの前文より

1.光の宇宙
 光を用いた観測は、長い間、天体観測の唯一の手段でした。
 近年は、光の中でも、目に見える可視光だけでなく、電波や赤外線、紫外線、X線、ガンマ線といった目に見えない電磁波を用いた観測も活発に行われるようになってきています。

2.階層的な構造
 最新の観測結果が明らかにする光の宇宙は、恒星・惑星系という小さなスケールから、銀河、銀河団、宇宙大規模構造という大きなスケールまで、階層的に連なる構造の存在でした。太陽系のような恒星と惑星からなる惑星系は数多く見つかってきています。

3.暗黒の宇宙
 目に見えない宇宙が暗黒の宇宙です。
まず、どうやっても直接には見ることができなし天体の代表が、ブラックホールホールです。
 しかし、最近になってとうとうブラックホールを「見る」ことが出来るようになりました。
 ブラックホール以外にも、宇宙にはその正体がわかっていない真の黒幕、暗黒成分が存在しています。
宇宙の物質を支配しているダークマター、宇宙全体の膨張を支配しているダークエネルギーです。

 生徒たちは、真剣に話を聞き、質問が多く出されました。先生が、感心する質問が多く、受講生の関心の高さがみられました。
講義2

『生き物は円柱形 

  ・・・生物の形を考える』

   本川 達雄 先生



13:00




 小学校の5年生の国語の教科書に、
「生き物は円柱形」という文章を書いた先生です。

 本当は、「ヒトデ」の世界的権威ですが、今回は
生物一般の話をしてくださいました。

 
 円柱ではなく、平たいものを考えてみると、
皮膚や、手のひら、足の裏、耳など、広く守るという
意味がります。

 つまり、表面→平たい→大事なもの
と考えられます。

 ここまで考えてもらうために、各学校の生徒に
順に質問をして、答えを聞いていきました。

 平たいものは大事であるが、弱い。そこで
平たいものを丸めて円柱形にすると、とても
強くなります。

 生き物の形には、ちゃんと意味がある。

 最後は、先生の歌に合わせて、「円柱形!」と
 全員で掛け声をかけました。

 とても楽しく受講できました。

 多くの質問にも、しっかり答えていただきました。