特別講義 『免疫は諸刃の剣』 〜新型コロナウィルスは人類に何を語るか〜 平野 俊夫 先生 |
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現在猛威を振るっている新型コロナウィルス。 全世界の人たちが大変なことになっているが、人類は20万年前から、5つの波のように感染症問題と向き合っている。4つを乗り越えており、第5波の現代も、解決していかなくてはいけない。 これまでの波は、人類が世界に拡がって行き、新しい場所で、出会ったことのない新しい生物と関わったことにより、発症することが多かった。 人類はペストや天然痘、麻疹やコレラなどの感染症と戦い、ワクチンの発明により、感染症を乗り越えてきました。 まず、「免疫」のくわしい説明を聞きました。 左の写真にあるように、人間には絶対に必要なもので、ワクチンは強い味方である。 免疫システムがなければ、人間はこの世の中で生存できないほど、重要なものである。 それほど強力なシステムだが、外部からの攻撃でないのに、自分自身を攻撃してしまうこともあるという。。 『諸刃の剣』となってしまうのです。 最後に先生からは、受講生の生徒に対して、「未来を拓く人間になってほしい」と、熱く語ってくださいました。 |
講義3 「光通信とインターネット」 〜世界をつなぐ光通信〜 末松 安晴 先生 浅田 雅洋 先生 渡辺 正裕 先生 |
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日本が最先端を走っている、光ファイバー技術。 その中心となっている先生から、今までの研究成果や今後の展望などを、話していただいた。 光通信の前までの通信技術がモールス信号や真空管を用いた電気通信である。 もっと効率よく大きなデータを送ることを考え、光ファイバ通信の研究をしました。 世界で最初に光ファイバー通信を成功させたのも先生のグループでした。 ファイバーの材質となるガラスの配合を考え、最適レーザーの波長を考えて、最高の光ファイバーケーブルを作り出しました。 生徒たちは、東京工業大学から浅田先生と渡辺先生による屈折の意味や、実際に管の中を光がどう通っていくのかを真剣に見ていました。 さらに配られた実験用の光ファイバーを手にして、光の通り道を自ら実験をしました。 1960年代初めから米国で構想されたインターネットは、パケット通信という分散型の新しい通信方式を採用し、世界に広まり、現在は、世界人口の過半数が利用するまでに発展しました。 インターネットの膨大な情報量は、光ファイバ通信回線で国際間に運ばれています。 |